ロジェ・カイヨワ / 石が書く

ロジェ・カイヨワ / 石が書く

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長らく入手が困難であった名著を新訳で刊行

風景石、瑪瑙、セプタリア(亀甲石)など、特異な模様をもつ石。それらは人の想像力にどう働きかけてきたのか。石の断面の模様と、抽象芸術作品が交わる地点はあるのか。聖なるもの、遊び、神話、詩学、夢といったテーマを縦横に論じてきたカイヨワが、自らの石コレクションをもとに、「石の美は、普遍的な美の存在を示している」と論じた、他に例を見ない論考。1975年に新潮社から翻訳が刊行されながら、長らく日本語では入手困難であった美しい名著を、新たな翻訳で刊行。

ーYATOコメントー
「知の巨人」とされるカイヨワの石コレクションの中から選りすぐった石の写真と、石の美しさ、そしてそこから辿る美しさそのものについての氏の文章で構成される本。「思いがけなく、ありそうもない、それなのに自然なものに見える」。石の美しさの中に「石が自然に発露する美は美の概念そのものに先立ち、そこからはみ出している」と説くカイヨワ。「石の美は美の概念の保証であり支柱である」と作為の無い美を讃える。『石が書く』は長らく古書価格が高騰していましたが、2022年に創元社から出たこの新訳はブックデザイナーであり石の専門家でもある山田英春氏の仕事により、旧版より適正な色で本当に美しい写真の、稀有に美しい本です。(さ)

著:ロジェ・カイヨワ 訳:菅谷暁
出版社:創元社
発売年月:2022年8月
判型:B5判変型 237mm × 190mm
造本:上製
頁数:136頁