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つげ義春 / つげ義春が語る マンガと貧乏

つげ義春 / つげ義春が語る マンガと貧乏

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1987年を最後に長い休筆期間にある、つげ義春。貸本時代の悪戦苦闘、衝撃を与えた「紅い花」「ねじ式」……。過去50年間の発言からマンガ家人生をたどる。

「その頃は、画かないと食えないのに、画けなくて、ですからマンガをやめようと思って、履歴書を持って、ウロチョロしたりして……」「自分の場合は、描くことによって、未熟な心の何かを模索していたのかもしれない。これじゃ、娯楽の世界に通用しないよね」(本書より)


【目次】

読者のことはあまり考えなかった

『ガロ』前後
自伝的漫画論
手塚治虫からつげ忠男まで……梶井純×つげ義春
『夜行』が誕生するまで……高野慎三×つげ義春
「ねじ式」から「夢の散歩」へ……高野慎三×つげ義春
マンガ表現ノート……林静一×つげ義春
「つげ義春全集」刊行にあたって
描かないマンガ家生活
作家の姿勢、作品の行方……菅野修×つげ義春
「無能の人」と乞食論
娯楽マンガには興味がないです
映画のこと、原作のこと
映画『ゲンセンカン主人』のイメージ
虚構と疑似現実を生きる……佐野史郎×つげ義春

貸本マンガの頃
いまは夢みたい……桜井昌一×つげ義春
長井さんの飾らぬ魅力
昭和三十年代のマンガ家稼業……北村二郎×辰巳ヨシヒロ×つげ義春
生活苦で描き飛ばしていた頃
自作の周辺

無に戻る
時代を超えた〝リアリティ〞とは何か?
私の近況3  夢は見ません。
私の近況4  何も起こらないのです。

著:つげ義春
出版社:筑摩書房
発売年月:2024年5月
判型:四六
頁数:384頁


在庫あり

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